ナイキをパートナーに新しい運動遊びプログラム "JUMP-JAM"を開始しました
育成財団は米国NIKE Inc.／ナイキジャパングループ合同会社とパートナーシップを組み、東京都内10ヶ所の児童館で“JUMP-JAM”（ジャンジャン）という新しい運動遊びプログラムを開始しました。
子どもたちの体力低下が叫ばれるなか、児童館での運動遊びには大いなる可能性があります。健全育成活動のなかでも身体の健康増進は重要です。また、運動遊びやスポーツの中で、子どもたちが心理的・社会的にも発達することは既知のことです。
このたびスタートさせた“JUMP-JAM”は、スポーツと自由な遊びを融合させた運動遊びで、子どもたちの身体的、運動能力、情緒的、社会的な成長のサポートを目標としています。この運動遊びのプログラムは、千葉工業大学 創造工学部体育教室 引原有輝 准教授の監修により、日本の子どもたちの運動状況を考慮して開発したオリジナルのプログラムです。子どもたちが楽しみながら、遊びを通じて創造的に運動することのできるプログラムで、“JUMP-JAM”（ジャンジャン）という名前も、ジャンプしたり一緒に走り回ったりして遊ぶときに感じる楽しさを反映した名前になっています。
去る12月13日に、先行実施している10の児童館のうちの1つである、渋谷区児童青少年センターフレンズ本町にて記者発表並びにデモンストレーションを実施しました。
（左から、育成財団阿南総務部長、ナイキジャパングループ合同会社 クリストフ・メルケル バイスプレジデント、育成財団鈴木理事長、渋谷区柳澤信司副区長、千葉工業大学引原有輝准教授）
デモンストレーションには、フレンズ本町を利用している子どもたちの他、2011年サッカー女子ワールドカップ優勝メンバーで米シカゴ・レッドスターズFWの永里優季選手、2008年北京オリンピック陸上男子リレー銅メダリストの高平慎士氏を迎え、JUMP-JAMトレーナーチームの児童館職員2名のリードで実施されました。
東京都内10館の児童館での試行運用を行い、今後東京都内の児童館に拡大していく計画を育成財団とナイキでは検討しております。
